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RX-8 を維持するためにするべきこと

社会人として働き始めたその年に、RX-8 Type RS SE3P (平成 20 年式) を購入しました。
ご存じの通り燃費が悪かったり部品代が高かったりと RX-8 を維持するのには結構なお金が掛かり、苦労することも多くありました。

さらにネット上で「RX-8 維持」と検索すると、 “RX-8 を維持するためには様々なことをしなければならない…” 的な情報が大量に出て、当時は物凄く不安な気持ちを抱きながら購入に踏み切った覚えがあります。

しかしながら実際に 5 年ほど維持してみると、RX-8 を維持するためには特別な行為は不要であり、普通の車と同じように扱ってよいことがわかりました。

今回のタイトルの「RX-8 を維持するためにするべきこと」に対して結論をはじめに書いておくと、「特別な行為は不要です」となります (若干タイトル詐欺です)。


RX-8 を維持するために特別な行為は不要

実際に RX-8 を 5 年間維持して分ったことですが、RX-8 を維持するために特別な行為は不要です。

他の車と同じように、当たり前のことを当たり前にしていれば問題は全くありません。

写真は購入したての RX-8 この 5 年で色々なところに行きました。 

ディーラーの定期点検を受けることが大事

他の車でも当然のことですが、ディーラーでの定期点検を受けることをおススメします

マツダでは、“パックdeメンテ” なるサービスが用意されており、中古車でも加入することができます。 以下、マツダの公式ホームページより引用です。

“お車の維持に大切な、6ヵ月毎のメンテナンスをパッケージにして、お求めやすい価格でご提供します。 いつもベストコンディションでお乗りいただくためのマツダのメンテナンスパッケージ商品です。”

6 ヶ月毎の定期メンテナンスであれば、まだ露見していない不具合や交換すべき部品があっても、重大な不具合につながる前に対処することができます。

RX-8 の場合はこまめなオイル交換を推奨するブログが数多くありますが、私の感覚では定期メンテナンス時の交換で問題ありません (過剰な距離を走行している自覚がある場合は、走行距離に応じた交換を行ってください)。

オイルフィルターやスパークプラグについても、交換時期が来ていればディーラーから「交換しますか?」と聞かれます。

その場合は交換時期が来ているのでしっかり交換しましょう。

定期点検で交換を推奨された部品は交換する

先ほども書きましたが、定期メンテナンスで交換を推奨された部品はしっかりと交換しましょう

交換時期が来ているからディーラーからお話を持ち掛けられるわけで、そういった部品は交換しておく方が望ましいです。

通常よりスパークプラグの本数が多い (4 本) ので多少出費はかさみますが、不具合を避けるためには必要なものです。

たまにネット上の情報を鵜呑みにして高価な社外部品やオプションメータを取り付けている方もいますが、一般道の走行ではそのようなものは不要です。

通常の消耗品を適切な時期に交換することが最も重要です

社外品を付けない

RX-8 はスポーツテイストの車ですので、“オプションメータ” や “高価な部品” を付けたくなる気持ちはわかります。

しかしながら、サーキット走行などをしないのであればそれらは不要であり、逆に車の寿命を短くしてしまう行為に繋がる可能性があります

メーカが選定した部品は、公道を走るうえでベストな選択として採用されており、部品の検証レベルも社外品とは比べ物にならないレベルと考えられます。

ネット上の情報や、自己判断で良く判らない社外品を車に取り付けるくらいなら、メーカ純正品を取り付けましょう

所有して 5 年実際に故障したところ

定期メンテのナンスやメーカ純正品を取り付けて RX-8 に乗っておりますが、実際に故障した箇所は何点かあります。

しかしながら、平成 20 年式ということを考えると、「部品の寿命的には壊れて仕方がないかな…」という感じのところです。

故障した部位はネット上では “RX-8 特有の持病だ” などと書かれていますが、10 年という月日を考えると、プラスチックの寿命的にも仕方のない部分だと思います。

また、他の車でもこの程度の故障はそれなりに発生することですので、暖かい目で見守ってあげましょう。

運転席側のパワーウィンド

これは結構 RX-8 では定番の故障のようです。5 年間で 2 回修理に出しました。

毎回 2 万 4 千円くらいの支払が生じているので結構苦しいところではありますが、他の車でもあることでしょうし、大目に見ましょう。

突発的に故障して困ることもありますが、“引っ張りながらレバーを操作” すれば上がってくれたりするので、すぐにディーラーに行けない場合はそれで対処してみましょう。

助手席側ダッシュボード

これも RX-8 では定番の故障のようですが、助手席側のダッシュボードが経年劣化で割れます。あくまでも “経年劣化” です。

常に日光に晒されている部位ですので、ある程度は仕方のないところです。
交換費用は 3 万円ほどです。

対策としては駐車中はサンシェードでフロントガラスを覆っておくなどが効果的とは思いますが、今のところ私はやっておりません。
8 年おき位に交換であれば、「まあ許せるかな」との判断です。

トランクのロック

完全には壊れていないのですが、トランクロックが効かなくなった時がありました。

ディーラーについた時には直っていたので何とも言えませんが、一応故障個所として挙げておきます。


最後に

色々と書いてきましたが、RX-8 を維持するためには、“定期メンテナンスに加入して不具合の早期発見や定期的な部品交換を行う“ ことと、“不要な社外部品は付けない” ことが重要だと思います。

もちろんサーキット走行などを視野に入れている場合はこの限りではありませんが、永く RX-8 を維持していこうと考えているのであれば、今回書いた当たり前のことを実践して頂ければと思います。

個人的には斜め後ろからの RX-8 が一番かっこいいと思います。

RX-8 は非常に優れたデザイン性を持つ車ですので、一台でも多く後世まで残ってほしいと思います

維持費自体が高額なので私自身も買い替えを検討することが多くありますが、少なくとも独身田舎暮らしのうちは所有していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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