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高コスパの CPU インテル® Core™ i5-9400F



数回にわたり静音 PC の自作について記事にしていますが、今回は自作 PC に搭載したCPU インテル® Core™ i5-9400F を紹介したいと思います。

※ 今回自作した PC についての記事をまとめました。


インテル® Core™ i5-9400F

インテル® Core™ i5-9400F のパッケージ

インテル® Core™ シリーズといえば、言わずと知れた定番 CPU です。

DTM 向けの静音自作 PC を自作するにあたり、i7 程の性能はいらないまでも、i5 くらいの性能は必要と判断しました。

高コストパフォーマンス

i5-9400F は、6 コア 6 スレッドを備え、プロセッサの周波数は 2.9 GHz (最大 4.1 GHz ) の性能を持っていながら、20,000 円以下という手ごろな価格で入手可能な CPU です。

一昔前の、i7 相当の能力を持っていながら、この価格はまさに高コストパフォーマンスといえます。

DTM 用途ではそこまで CPU の処理能力は必要とされていませんので、i5-9400F で必要十分と言えます。

もちろん、お使いのソフトウェアの必要要件をよく確認してから CPU を選択する必要があります



内臓グラフィック非搭載

20,000 円以下という高コストパフォーマンスな i5-9400F ですが、この CPU には統合グラフィックスプロセッシングユニットがありません

別途専用のグラフィックボードが必要になりますので、この点は注意が必要です。

本来であれば、DTM 用途では高性能なグラフィックボードを用意する必要は無いので、内臓グラフィック能力があるものを購入した方が総合的な出費を抑えることができると思います。

内臓グラフィック能力が必要な方は、F が付いていない i5-9400 がおススメです。
※ F が付くと内蔵グラフィック能力が無いことを示します。



今回は、DTM の他に 3D モデリングも行いたいという目論見があったため、別途グラフィックボードを用意する予定です。
そのため、内臓グラフィック能力のない i5-9400F を選択しました。

TDP は 65 W と控えめ

TDP は 65 W と控えめ

今回は静音 PC を目指しているので、CPU の TDP は重要になってきます。
TDP が大きいほど CPU の発熱量が大きくなると考えることができます。

CPU の発熱量が大きくなると、冷却のためにファンを高速で回す必要が出てきます。
ファンの回転数が上がると、その分 PC 全体から発せられる騒音が大きくなります

そのため、TDP が低い CPU を選択することは、PC 全体の静音化に繋がります

最近は技術の進歩が素晴らしいので、i7 を選択しても TDP は 65 W と控えめです。
i9 までいくと TDP が 95 W と発熱量が上がってしまうので、静音化には不利になります。

DTM 用途ではそこまでの処理能力は必要ありませんので、用途に合った CPU を選択することをおススメします

マザーボードへの取り付け

前回紹介した、ASUS PRIME H310I-PLUS R2.0/CSM マザーボードに i5-9400F を取り付けます。



CPU ソケットへ

マザーボードへの CPU 取り付けといっても、ただ単に向きを合わせてソケットに置いてカバーを下すだけで難しい作業は全くありません。

向きに注意して CPU をマザーボードのソケットに載せます

上の写真のように向きに注意して CPU をマザーボードのソケットに載せます。

CPU のカバーを下までおろしてストッパーを止めれば作業は終了

上の写真のように CPU のカバーを下までおろしてストッパーを止めれば作業は終了。
付属の黒いフタは作業完了と同時に外れます。

CPU をソケットに置くときにズレが生じているとマザーボード側のピンが曲がってしまうことがあるようですが、落ち着いて平面で作業すれば特に難しくはありません

最後に

今回は、自作 PC に搭載したCPU インテル® Core™ i5-9400F を紹介させて頂きました。

詳しいベンチマークなどは、もっと PC に詳しい方の解説を探してもらうのが良いと思います。

ただ、すでに CPU の性能は必要十分な次元まで達していますので、特別な作業をしない限りは i5-9400F で全く問題はないと思われます
それどころかネットサーフィン目的であれば確実に性能を持て余します。

i5-9400F は、非常にコストパフォーマンスに優れた CPU ですので、もしも CPU の選択にお悩みの方がいれば、候補に入れてみてください。
DTM くらいならば、難なくこなせます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※ 今回自作した PC についての記事をまとめました。


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