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臨床工学技士国家試験への心構えや勉強法など


臨床工学技士を目指す学生ならば、毎年 3 月に行われる臨床工学技士国家試験は間違いなく外せない試験です。

この記事を読まれている方は既に臨床工学技士についてよくご存じと思いますが、臨床工学技士については以下の記事で紹介しています。


今回は、臨床工学技士国家試験を受験するにあたっての心構えや勉強方法などを紹介していきたいと思います

私は 4 年生の大学に通いながら臨床工学を学んでいたので、あくまで 4 年生大学に通っている方向けになっている点はご容赦ください。

臨床工学技士国家試験に臨む心構え

臨床工学技士国家試験に臨む心構えについて、私なりにまとめてみました。

臨床工学技士国家試験に限らず、どんな試験においても合格したいという心構えはとても大切です

在学中の受験機会は一度だけ

臨床工学技士国家試験の受験機会は在学中一度だけ
臨床工学技士国家試験の受験機会は在学中一度だけ

私自身も学生の頃、常に臨床工学技士国家試験の受験を意識して過ごしていたわけではありません

在学期間というものは想像以上に長いので、意外と「卒業を迎えれば臨床工学技士になれるんだろうなー…」という漠然とした意識で過ごしてしまいがちです。

しかし、現実はそう甘いものではなく、臨床工学技士国家試験に受からなければ臨床工学技士になることはできません

万が一臨床工学技士国家試験に落ちてしまった場合は、就職浪人期間としてさらに一年を過ごすことになります。

生活費を稼ぐためにアルバイトをしながら臨床工学技士国家試験の勉強に打ち込めるでしょうか?
学生時代の同期がみんな働いている中で臨床工学技士国家試験の勉強に打ち込めるでしょうか?
想像しただけでとても恐ろしいことです。

入学時から臨床工学技士国家試験を意識して学生生活を送れとは言いません。

せめて卒業年次だけでも、臨床工学技士国家試験を意識して生活してみると良いと思います

臨床工学技士国家試験を間近に控えた状態で無勉強の学生でも、この記事を読んだ瞬間から勉強を始めれば結果が変わるかもしれません

試験当日まで焦らず落ち着いて勉強しましょう

最後まで諦めないこと

こんな記事を書いていますが、私が臨床工学技士国家試験を意識したのは卒業年次の 1 月に最後の模試を受けた瞬間でした

今思うと私自身がその時まで「卒業を迎えれば臨床工学技士になれるんだろうなー…」と思い続けていたのだと思います。

最後の模試の結果は 100 / 180 点くらい (合格点は 108 点程度) だったので、開けて「このままでは間違いなく落ちる…」と実感し、その日から大学図書館の開館から閉館まで籠りきりで勉強しました

しかし、その甲斐あってか 2 ヶ月程度の勉強期間で無事に臨床工学技士国家試験に合格することができました

どんなタイミングでも遅くはないと思います。
気づいた瞬間から勉強を始めましょう

同期を大切にしよう

臨床工学技士国家試験の合格のために同期と高め合うことが効果的
臨床工学技士国家試験の合格のために同期と高め合うことが効果的

大学図書館通いを始めてすぐに気づいたことは、同期の大切さでした。

多くの同期が図書館で勉強しているため、自分も負けまいとする感情が湧いてきます

また、開館から閉館まで籠りきりといっても休憩をとるために図書館外に出たり昼食を食べたりします。

当時はまだ喫煙に寛容な時代だったということもあり、喫煙所で問題や要点を同期と語り合ったりしたものです

色々な視点で課題に向き合うことができるので、今思うと非常に有意義な時間だったと思います

しかしながら臨床工学技士国家試験直前となると、気が立っていて何にでも突っかかってくる人もいます

そんな時は、言い争いをせずに寛容な気持ちで受け入れてあげるといいと思います
未来の同僚ですので、そんな些細なことは水に流してあげましょう

お金に糸目をつけない

心得としては最後になりますが、臨床工学技士国家試験のために支払うお金に糸目をつけないことも非常に大切だと思います

臨床工学技士国家試験の参考書や問題集は決して安くはありません。
しかし、今後 40 年近く勤めあげる仕事に関する出費なので、ここで出費を渋る理由はないと考えています

また、臨床工学技士国家試験の前日は、会場近くのホテルに同期と別部屋で宿泊して遅刻をお互いに予防しあうことも非常に有効です

参考書や勉強方法について

臨床工学技士国家試験を受験するために問題集や参考書は必須アイテム
臨床工学技士国家試験を受験するために問題集や参考書は必須アイテム

臨床工学技士国家試験を受験するにあたり、持っておいた方がいい参考書や勉強方法について私なりに解説させて頂きます

人によって勉強方法は色々あると思いますが、何も勉強方法が思いつかない方は是非試してみてください。

おススメの参考書と問題集

必須の参考書

まずは必須の参考書を紹介したいと思います。

臨床工学技士を目指す学生であれば既に所有していると思われますが、何としてでも入手しておくべき参考書は臨床工学技士標準テキストです。

このテキストは臨床工学技士国家試験の出題範囲をクリティカルに捉えており、時間がないのであれば用意する参考書はこの一冊でいいとすら言うことができます

次に紹介する臨床工学技士国家試験問題解説で分からない点があったとしても、出題範囲が網羅されているので効率よく勉強することができます

日々の勉学にも就職してからも役立つので、1 年次から購入しておくことをおススメします


必須の問題集

続いて必須の問題集ですが、臨床工学技士国家試験問題解説です。
解説不要だと思いますが、過去の臨床工学技士国家試験の過去問と解説が載っています

少なくとも 5 年分は購入して、全てで合格点が取れるように何度もトライしてください

私は 10 年分所有していましたが、5 年以上遡ると出題傾向も変わってくるので 5 年分を集中対策するのがベストです。

遅くとも卒業年次には、5 年分購入して少しずつ取り組んでいくといいと思います


あったら嬉しい参考書

ここからは、あったら嬉しい参考書を紹介していきます。

臨床工学技士国家試験を目指す学生であれば、在学中に購入している可能性が高い参考書になります。

あらかじめ述べておきますが、持っていれば強力な武器になることは間違いないものの、臨床工学技士国家試験直前に買い増す場合はおススメしません

臨床工学技への理解を深める役に立つことは間違いありませんが、臨床工学技士国家試験の出題範囲をクリティカル捉えているとは言い難いことが主な理由です

まずは ME の基礎知識と安全管理になります。

この参考書は ME 技術実力検定試験の出題範囲をクリティカル捉えている参考書になり、第 2 種 ME 技術実力検定試験だけでなく、第 1 種 ME 技術実力検定試験の勉強にも役立つ参考書です。

ME 技術実力検定試験の勉強に役立つので、1 年次から購入しておくことをおススメします


続いては、臨床工学講座になります。

私の卒業年次に発売したときは全 8 巻だったと思いますが、現在では全 15 巻になっているようです。 

こちらは在学中の勉学の際に役立つ内容が記載されておりますので、1 年次から受講する授業に合わせて少しずつ購入しておくことをおススメします


おススメの勉強方法

臨床工学技士国家試験問題解説を有効に使おう
臨床工学技士国家試験問題解説を有効に使おう

臨床工学技士国家試験の勉強方法ですが、下記の順に取り組んでいくのが効率がいいと私は考えています。

  1. 問題解説を解説や参考書を使いながら解いていく
  2. 問題解説を一年分解説なしで解いて不正解の部分を復習
  3. 【得点アップへ向けて】問題解説の関連問題を使って用語を集中的に理解する

問題解説を解説や参考書を使いながら解いていく

まずは、前年度の臨床工学技士国家試験問題解説を一問ずつ解いていきます。
その時、問題下部の解説や参考書を使いながらその問題に対する理解を深めていきます

こうしていくと自分の実力と、分からない部分がだんだんと浮き彫りになってきます

前年度の臨床工学技士国家試験問題解説を解き終えたら、5 年分の臨床工学技士国家試験問題解説を遡りながら同様に解いていきましょう

試験の 1 月前までにはこの作業を 5 年分終えておきたいところです。
しかし焦りは禁物なので、日程をあまり気にせず落ち着いて解いていくことがポイントです。

問題解説を一年分解説なしで解いて不正解の部分を復習

本当は試験の 1 月前くらいからこの作業に取り掛かりたいのですが、ここまでしっかり勉強できていれば、試験の 15 日前くらいからでもなんとかなるでしょう。

得点を元に今現在の自分の実力を把握する意味もありますが、採点結果を元に自分の得意 / 不得意分野を浮き彫りにすることに本当の意味があります

得意分野とまずまずな分野の不正解について、徹底的に復習しましょう

人によっては絶望的に得点が期待できない分野がある場合もありますが、その時は潔くその分野を諦めても問題ないと考えています

不得意分野以外を固めれば、十分合格圏内を狙えます

【得点アップへ向けて】 問題解説の関連問題を使って用語を集中的に理解する

余裕がある人向けですが、最新の臨床工学技士国家試験問題解説下部にある「過去 5 年に出題された関連問題」を使って用語を集中的に理解することが得点アップに効果的です

例えば「電気メス」に関する問題を解いたとして、そのページ下部の「過去 5 年に出題された関連問題」を元に過去の臨床工学技士国家試験問題解説に飛んでいくというような勉強方法です。

この勉強方法によって、直近 5 年間でどのようにその用語が姿を変えて出題されてきたかを理解することができ、多方面からその用語について理解を深めることができます

私としてはこの勉強方法が「用語の全ての出題パターンを理解することができる」という意味で、最も効率がよい得点アップ方法だと考えています

ぜひ実践してみてください。

【番外編】 おススメできないが人によっては効果がある勉強方法…

あくまで持論になってしまうのですが、5 回参考書を読破できればその参考書の内容はほとんど理解できるようになると考えています

もちろん、ただ読むだけではなく分からない部分は調べながら読破していきます
そのため、1 回目の読破には物凄い時間を要します (1 ヶ月とか…)

その作業を 5 回繰り返せば、参考書の中身がだいたい頭の中に入っていることでしょう。

臨床工学技士国家試験では、臨床工学技士標準テキストを 5 回読破できれば間違いなく合格できると思います

しかしながら、書籍の読破という手段は人によって向き不向きがあることと、どうしても膨大な時間がかかるので、全員におススメできる勉強方法ではありません

参考程度に頭の片隅に置いておいてください。

ちなみにこの勉強方法は、私が臨床工学技士国家試験と第 1 種 ME 技術実力検定試験の時に実践した勉強方法になります

最後に

今回は臨床工学技士国家試験への心構えや勉強方法などについて紹介させて頂きました。

この記事を読んでいるということは、きっと臨床工学技士国家試験の合格を目指している方だと思います
この記事が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです

最後までお読みいただきありがとうございました。

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