パソコンのポインティングデバイスの代表格といえばマウスですが、長時間作業の多いユーザから強い支持を受けているデバイスがもう一つあります。
それはトラックボールというもので、指先や掌でボールを転がすことによってポインタを動かすのとのできるデバイスです。
マウスのように頻繁に手首を使ってポインタを動かす必要がないため、長時間作業に非常に向いているポインティングデバイスということができます。
今回は、私が普段から使用している Logicool TRACKMAN MARBLE
について紹介していきます。
TRACKMAN MARBLE
TRACKMAN MARBLE は、左右対称デザインのトラックボールです。
接続方法は有線で、安定した接続が期待できます。
価格は 4,000
円前後と普通のマウスを使っている方からすると気持ち高額に設定されていますが、非常に使い勝手がよくおススメできるトラックボールです。
利き手がどちらでも使いやすいトラックボールデザイン。マーブル
オプティカルテクノロジーのスムーズなトラッキング性能で、指先での素早い精確な操作を実現します。
左利きにも嬉しい左右対称デザイン
![]() |
TRACKMAN MARBLE は左右対称デザインで利き手を選ばない |
TRACKMAN MARBLE
は左右対称デザインなので、左利きの方が左手で操作する場合にも違和感なく使用することができます。
かくいう私も左利きなので、左手でも操作可能な TRACKMAN MARBLE
は非常に重宝しています。
もちろん左右対称デザインなので、右利きの方が操作する場合も同じ操作感で使用できます。
ボタンの割り当てについては Logicool 純正アプリで簡単に設定できます。
正確な操作性
![]() |
TRACKMAN MARBLE は マーブルオプティカルテクノロジーにより正確なポインティングが可能 |
TRACKMAN MARBLE
は、マーブルオプティカルテクノロジーによってスムーズなトラッキング性能を実現しています。
操作する指が人差し指 or 中指 (もしくは両方)
になるので、親指で操作するタイプのトラックボールよりも正確なポインティングが可能です。
私は同社のM 570 (現行品は M575) も所有して同時使用していますが、TRACKMAN MARBLE
の方が直感的で正確なポインティングができると感じています。
![]() |
M570 はワイヤレスで便利だが正確なポインティングは難しい |
どちらか一方を選ぶ必要があれば、間違いなく TRACKMAN MARBLE を選択します。
有線接続による安定感
TRACKMAN MARBLE
の接続方法は有線であるため、非常に安定した接続が期待できます。
ワイヤレス接続の場合は不意に数秒接続不良が発生することもあるので、有線接続による絶対的な接続の安定感はストレスが生じないので安心できます。
トラックボールなのでほとんどその場から動かす必要もないので、有線によって煩わしさを感じることもありません。
また、バッテリー残量を気にする必要がない点も有線接続の利点ということができます。
実際に使ってみて
私が自宅で愛用している TRACKMAN MARBLE は、実は現行モデルの TM-150n ではなく
T-BC21 です。
T-BC21 は 10 年 程前のモデルになるため、非常に長い時間 TRACKMAN MARBLE
に触れていることになります。
また、職場でも型番違いの TRACKMAN MARBLE
を使用しているため、一日のほとんどの時間を共に過ごしているといっても過言ではありません。
そんな私が TRACKMAN MARBLE
を実際に使ってみての使用感を述べてみたいと思います。
操作感は最高
先にも述べたとおり、TRACKMAN MARBLE
はマーブルオプティカルテクノロジーによって正確でスムーズなトラッキング性能を実現しています。
さらに、任意のボタンに Universal Scroll
を割り当てることによって、ページの垂直水平スクロールをボールの回転によって行うことができます。
![]() |
TRACKMAN MARBLE の Universal Scroll は非常に便利 |
Universal Scroll は縦横無尽にページをスクロールすることができるため、CUBASE などの
DAW ソフトや Premier などの動画編集ソフトの操作で威力を発揮します。
耐久性は抜群
プライベートでも職場でも気づけば 10 年以上も愛用している TRACKMAN MARBLE
ですが、その間不具合は一切ありません。
大学院時代は研究室で論文執筆の際に、現在の職場では日常業務の際に使用しているので、累計使用時間は相当なものになっていると思われますが、全く問題なく使用できています。
この耐久性の高さも、TRACKMAN MARBLE の一つの魅力ということができます。
定期的なお掃除は必要
![]() |
TRACKMAN MARBLE も例にもれず受け面の清掃は必須 |
トラックボールの宿命ですが、TRACKMAN MARBLE
も例にもれず定期的な受け面の清掃は必須となります。
ボールの回転が悪くなってきたら、ボールを外して受け面に溜まったゴミを排除するようにしましょう。
Universal Scroll が利かない場合は W10Wheel をインストールしよう
現行の TRACKMAN MARBLE
を使用している場合は問題ないと思いますが、私のように旧式の TRACKMAN MARBLE
を使用していて Universal Scroll が利かない場合は W10Wheel
をインストールしましょう。
私の場合、職場で使用している TRACKMAN MARBLE
よりも自宅で使用しているものの方が古いモデルなので、Universal Scroll がうまく動作しません。
その場合は、任意のボタンに汎用ボタンを割り当て、W10Wheel
でそのボタンをトリガーに割り当てましょう。
![]() |
Universal Scroll が利かない場合はそのボタンを汎用ボタンに設定する |
![]() |
W10Wheel でそのボタンをトリガーに設定することで Universal Scroll と同様の動作が可能 |
もちろん、現行の TRACKMAN MARBLE を使用していて Universal Scroll が問題なく動作する場合は W10Wheel のインストールは不要です。
最後に
![]() |
普段から用途によってポインティングデバイスを使い分けると作業効率が向上する |
今回は、私が普段から使用している Logicool TRACKMAN MARBLE について紹介させて頂きました。
左右どちらの手でも操作が可能で、繊細なポインティングが可能な TRACKMAN MARBLE は、間違いなくおススメのトラックボールです。
もちろん用途によって使用するポインティングデバイスは変更しますが、最も汎用性が高いのは TRACKMAN MARBLE だと思っています。
トラックボールをお探しの方は、是非検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
利き手がどちらでも使いやすいトラックボールデザイン。マーブル
オプティカルテクノロジーのスムーズなトラッキング性能で、指先での素早い精確な操作を実現します。
0 コメント